【基礎知識】日本で働くためのビザって何種類あるの?自分に合うビザを見つけよう!

2025年08月12日 18:36

「日本で働きたい!」そう思った時、まず必要になるのが「在留資格」です。一般的に「就労ビザ」と呼ばれていますが、正式には、日本に滞在する目的に応じて法務省から与えられる資格のことです。今回は、日本で働くために必要な在留資格の主な種類と、ご自身のスキルや経験に合うビザを見つけるためのヒントを分かりやすく解説します!

主な就労系の在留資格の種類

日本には、様々な職種や専門性に対応した在留資格があります。ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。

1. 技術・人文知識・国際業務

どんな仕事?
ITエンジニア、プログラマー、デザイナー、翻訳・通訳、語学教師、海外営業、マーケティング、企画など、専門的な知識やスキル、国際的な業務に関連する仕事
ポイント
大学や日本の専門学校を卒業していること、または関連する職務で10年以上の実務経験があることなどが主な要件です。ただし、職務内容と専攻科目の関連性なども厳しく審査されます。

2. 技能

どんな仕事?
特定の外国料理の調理師、パイロット、スポーツトレーナーなど、熟練した技能を必要とする業務
ポイント
実務経験や技能水準が厳密に定められています。例えば、特定の外国料理の調理師の場合は10年以上の実務経験が必要です。

3. 特定技能

どんな仕事?
人手不足が深刻な特定の12分野(介護、外食業、建設、農業、宿泊など)における、一定の技能を必要とする業務
ポイント
試験に合格するなど、特定の技能水準と日本語能力が求められます。

4. 企業内転勤

どんな仕事?
海外の関連会社から日本の本社や支店などに異動して働く場合
ポイント
転勤前に1年以上、海外の事業所で働いている必要があります。

5. 興行

どんな仕事?
俳優、歌手、ダンサー、スポーツ選手など、演劇、音楽、スポーツ等の興行活動を行う場合
ポイント
その活動に関する実績や能力が問われます。

自分に合う在留資格を見つけるためのステップ

1.自分のスキルや経験を整理する
これまでの職務経験、学歴、持っている資格などを具体的に書き出してみましょう。
2.どんな仕事をしたいかを明確にする
日本でどのような分野で働きたいのか、具体的な職種をイメージしましょう。
3 .各在留資格の要件を調べる
ご自身のスキルや希望する仕事内容に合いそうな在留資格について、さらに詳しい情報を調べます。
4.専門家に相談する
自分にどの在留資格が適しているか判断に迷う場合は、行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。個別のケースによって要件や必要な書類は異なります。

日本で働くための在留資格には様々な種類があり、それぞれ求められるスキルや経験が異なります。まずはご自身のスキルや希望する仕事内容を明確にし、それぞれの在留資格の要件を確認することが大切です。この情報が、あなたの日本での就職活動の第一歩となることを願っています!

※この情報は2025年8月時点のものです。在留資格に関する法令は改正されることがありますので、常に最新の情報をご確認ください。

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